二冠馬の支持率と結果の相関関係

一応、過去20年で区切ろう、2頭の三冠馬が含まれるしね

 

二冠馬(相対的に強いと思われている馬)が出てきた菊花賞で、彼らは馬券購入者からどの程度の支持を受けていたのか???念のため比較してみる

 

 年度         馬名                   単勝支持率

2006年     メイショウサムソン               40.4%

2005年     ディープインパクト               79.0%

2003年     ネオユニヴァース                35.0%

1994年     ナリタブライアン                47.8%

1992年     ミホノブルボン                 51.8%

 

この他に、二冠馬が居たものの菊花賞には不出走であったのが1991年と1997年の2回

仮にトウカイテイオー、サニーブライアンが出ていたらどのくらいの支持を得ていたかと言えば、三冠馬の誕生を、その時の社会の空気がどう感じているか??によって左右すると思われる

支持率が示す通りなのだが、記憶ではミホノブルボンという馬が登場した時、勝ち進む過程の中で常に囁かれた ゛距離不安゛ も、圧倒的な大差勝利が続くうちに、3000mでも大丈夫、みたいな空気に変わっていったのを覚えている

しかし、当時の空気はシンボリルドルフ以来空位となっている三冠馬の称号を求めていたように感じる

勝負師が今やオッサンとなった現在では、1984年から8年間程度の、時の経過は、あっという間に感じる

西暦2000年の出来事などは、つい昨日のような感覚があるが、やはり当時は三冠馬待望志向が強かったと思う、更に前年に登場し競馬会を席巻した皇帝ルドルフの後継者であるトウカイテイオー

この馬の登場が、ミホノブルボンの菊花賞での支持率を押し上げたものと推測する

 

でなければ、どう比較しても圧倒的にミホノブルボンよりは能力的に優るナリタブライアンの支持率が、ミホノブルボンのそれを下回る事は考えられない

 

 

 

ディープインパクトの支持率に触れても仕方がないので無視するが

ネオユニヴァースの支持率が、ミホノブルボン、ナリブライアンと比較にならないぐらい低いのは

1、 古馬混合戦で、全く人気の無い馬に先着を許した事

2、 勝ったレースでの着差が小さい事

 

この2点に集約されると思う

 

メイショウサムソンは、如何にも負けが多く、更にワンサイドが殆ど無い馬

やはりファンは圧倒的に強い馬とはジャッジを下さなかったようだ

 

 

支持率的に見ると、45.0%以上である事が望ましい、幸い今年の該当馬は1992年とは違って距離不安は無い、したがって45.0%以上の支持率を示せば、三冠奪取の可能性が高まったと言える

 

 

さて、既に本日現在、電話投票が開始された日曜の菊花賞であるが

今の時点での(10/21 PM20:25)オルフェーヴルの単勝支持率は54.0%である

 

上記だけの考察では、限りなく三冠奪取の可能性が高まった事を証明している

 

 

しかし、京都で未勝利(未経験では無くて未勝利)というのが引っ掛かる

 

単勝オッズが100円台で気になる事がある馬なら買わない方が良いというのが、推定無罪の考え方(なんのこっちゃ)

 

 

まぁ、買う人は明日の不良となった京都の馬場、日曜に回復しだした馬場をよくよく考察する必要があると思うね


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