競馬ブックの合同フリーハンデの2歳部門でディープインパクト産駒が12頭(130頭中)ランクアップされていました。この他にもランク外から+馬(今後、レーティング以上の可能性を持つと考えられる馬)が2頭いますから、これはものすごい数字です。
初年度産駒が、勝ち鞍の割には、何となくいまいち感がないわけでもなかったので、この2世代目の大躍進は素直に評価すべきでしょう。
そこで、どのような配合のディープ産駒が走っているのか、どこを狙えばいいのか、一口やPOGの参考になるデータを探してみようと思います。
まず、レーティングされた14頭に4頭を加えた計18頭をファミリーナンバー別に分類してみました。
サンプル数が少ないので、傾向性とまでは言えませんが、1号族と9号族から4頭、16号族から3頭ラインナップされています(全体の頭数との割合では9号族と16号族が目立ちます)。
注目すべきは馬名の前の丸数字。これは、母親が日本に輸入されてから何代目かを表します。①(すなわち、輸入繁殖牝馬の産駒ということ)が18頭中13頭います。これは一口で出資馬を選ぶ際に役立ちそうです。なぜなら、一般に輸入繁殖牝馬の産駒は良く分からないということで、余程の良血でもない限り、人気は落ちます。これだけの実績があれば、逆に、そこを狙っていく作戦が使えそうです。
最大ファミリー(10~15%)
No[01:13.5%] 輸入基礎牝馬
1-b ①ディープブリランテ 牡 2001ラヴアンドバブルズ(USA)
1-c ①ベストディール 牡 2000コマーサント(FR)
1-p ①アーデント 牡 1997グレイトフィーヴァー(FR)
1-t ①エネアド 牡 1997キュー(USA)
大ファミリー(5~10%)
No[04:10.0%]
4-k ①ヒーラ 牝 2002セントフロンティア(AUS)
No[03: 7.5%]
3-d ①ワールドエース 牡 2000マンデラ(GER)
No[09: 8.6%]
9-a ②ヒストリカル 牡 1985クラフティワイフ(USA)
9-e ①アンチュラス 牝 1998アンチョ(CAN)
9-f ③ピュアソウル 牡 1979アンテイツクヴアリユー(USA)
9-f ①エタンダール 牡 2002ミスベンバリー(IRE)
No[16: 5.4%]
16-c ②ジョワドヴィーヴル 牝 1993アグサン(IRE)
16-e ①パララサルー 牝 2002タルタルエルテ(CHI)
16-f ①ジェイティルドンナ 牝 2003ドナブリーナ(GB)
No[02:10.0%]
2-n ①オコレマルーナ 牡 1993ラスリングカブス(USA)
No[08: 7.3%]
8-a ①ダノンムーン 牡 1997ムーンレディ(GER)×Platini
中ファミリー(2~5%)
No[07: 3.8%]
No[14: 3.2%]
No[13: 3.8%]
No[05: 3.3%]
5-g ①アーカイブ 牡 2003データ(ARG)
No[12: 3.2%]
12-c ②ヴィルシーナ 牝 2001ハルーワスウィート
No[19: 2.0%]
No[10: 2.2%]
No[20: 2.2%]
No[22: 3.1%]
No[11:2.2%]
No[23:2.7%]
小ファミリー(0.5~2%)
No[06: 1.5%]
6-e ①アダムスピーク 牡 2002シンハリーズ(GB)
No[21: 1.5%]
No[17:0.7%]
零細ファミリー(0.5%未満)
No[15:0.01%]
No[18:0.02%]
No[A4:0.1%]
N0[A13:0.04%]
No[A5:0.02%]
No[A1:0.04%]
No[A34:0.01%]