還暦の同窓会

競馬とは全く関係のない話で恐縮ではありますが...。

 

ねぇ、こないだ合ったよねとA嬢(元)がいう(以下、元を省略する)。

あぁ、合ったよなと僕が応える。車を運転中にすれ違ったというだけの話なのだが、二人が暮らしているのは数百キロ離れた場所で、30年以上合ってはいなかったのだ。

お互い気が付いたというのは、中々の注意力だと思う。

 

同窓会の前のゴルフコンペでB嬢が78のスコアで優勝した。

還暦のおばあちゃんがそんなスコアを出して反則だよ、というと、私には天性の才能があったのだという。でもゴルフよりテニスの方がもっとすごいらしい。全国のシニアランキングで十何位だという。でも彼女、高校時代にテニスなんかやっていたのだろうか。いい男を物色してほっつき歩いているというイメージしか残っていないのだが。

 

C嬢、D嬢と昨年脳腫瘍で亡くなったMの話をしていると、二人がM君は私のことが好きだったといいだした。そんな話、聞いてないぞ。結構コマ目にやっていたんだ、Mは。二人の話を聞きながら、案外、Mは幸せな男だったのかもしれないと思った。自分の死後、好きだった女の子が、ちょっと誇らし気にあの人は私を好きだったと言ってくれるというのは、やはり嬉しいことなのだろう。たとえ、そのときは振られたのだったとしても。

 

さて、私が死んだとき、そういってくれる女性はいるだろうか。逆のケースはあるかもしれない。

数年前の、こちらは中学の同窓会。二人の女の子から、当時雨龍君のことが好きだったと言われた。一人は雨龍君にいじめられたといい(全く記憶がない)、もう一人は雨龍君は恥ずかしがりやで引っ込み思案で、要するに、私の方は準備が整っていたのに...この意気地なしということらしい...。

雨龍君がどんなにすばらしい男の子だったかを力説しだし、それを聞いていた幼馴染の女の子が信じられな~い、とゲラゲラ笑いだした。うるさい、黙っていろ、オレはお前の旧悪を全部知っているんだぞ。

まぁ、過去の栄光。

 

E嬢(彼女とは27,8から33,4歳のころ、マージャン仲間だった)が、ねぇ、Y君(彼は18~25歳のころの麻雀仲間。一緒にテンポイントを見に中山競馬場に行ったこともある)を連れて来てくれないという。二人は17~20歳のころ付き合っていた。破局の理由もしっかり知っている。Yを探し(といってもパーティ会場の十数メートル先なのだが)、Y君を連れて来てくれないと言われたんだけどというと、じゃあオレを連れて行ってくれというので、うん、連れて行ってやると応えてやった。Yが40年ぶりの謝罪だという。えっ、今まで一度も謝っていなかったのか?。

そりゃ、彼女がこの機会に一言欲しいと思うのも無理はない。二人は30分ぐらい話し込んでいた。もちろん何を話していたのかは知る由もないが、これで彼女の永年の心のかさぶたがポロリと落ちたのだろうか。


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