かしわ記念(Jpn1)の予想 No.7

2012年5月2日(水)
船橋10R かしわ記念(Jpn1)
ダ1600m 4歳以上 定量 17:15発走



<過去3年ローテ傾向>
2011年
東京大賞典(2,2)→川崎記念(1,1)→フェブラリーS(3,2)
TCK女王盃(2,1)→エンプレス杯(1,1)→マーチS(5,14)
南部杯(1,2)→BCクラシック(-,10)→名古屋大賞典(1,1)

2010年
南部杯(1,1)→JCD(1,1)→フェブラリーS(1,1)
東京大賞典(4,7)→川崎記念(3,2)→ダイオライト記念(1,5)
JBCスプリント(3,2)→JCD(13,5)→名古屋大賞典(1,2)

2009年
平安S(1,2)→フェブラリーS(5,4)→マーチS(1,1)
東京大賞典(2,1)→川崎記念(1,1)→フェブラリーS(1,3)
根岸S(4,1)→フェブラリーS(4,5)→黒船賞(2,1)

ローテ的には、フェブラリーS5着以内、川崎記念2着以内、G2以下1着がある馬。
見てもらえば解るように、数少ないダートGI(Jpn1)なので強い馬が結果を出しているレース。



ローテ傾向は偏りはありますが、船橋ダ1600mなので位置取りでかなりの偏りがあります。

<通過順位傾向>
2011年
1着 3-3-2-1 フリオーソ
2着 1-1-1-2 ラヴェリータ
3着 5-5-4-3 エスポワールシチー

2010年
1着 3-3-3-3 フリオーソ
2着 2-2-2-2 ラヴェリータ
3着 5-5-4-4 エスポワールシチー
(11着 1-1-1-1 ポートジェネラル)

2009年
1着 7-7-6-3 エスポワールシチー
2着 5-5-4-4 カネヒキリ
3着 2-2-2-1 フェラーリピサ
(8着 1-1-1-2 アジュディミツオー)

このように明らかに勝負できない馬を除いた、4角で前にいる馬が上位に来ています。
海外帰りで調子が悪かったと言っても、ラヴェリータがエスポワールシチーに先着して、積極的に競馬したフェラーリピサがカネヒキリと1馬身差で走れているので、こちらの傾向を重視したい。



<各馬評価>
勝負できる馬は中央馬+フリオーソなので、それ以外は省略させてもらいます。

4 テスタマッタ
東京大賞典(4,3)→JCD(5,3)→フェブラリーS(7,1)
前走は外枠が不安だったが周りの馬がみんな前に行ってくれたのですぐに前に壁が作れ、前半が早いラップでなんとか折り合い、4角で外に出して末脚爆発。
コース・騎手・展開・相手の枠順など完璧に条件揃っての勝利。
今回の課題は、やっぱり折り合いと船橋コースでの乗り方


6 フリオーソ
かしわ記念(2,1)→川崎記念(2,3)→ダイオライト記念(2,5)
前走はランフォルセに2番手でマークされて潰されてしまったレース。
2010年のフサイチセブンにマークされて潰されて、次走かしわ記念で2着しているように、自分のペースで走れれば巻き返してくる。
問題は休み明けから3戦目で、どれだけ状態が上がってきているか。
逃げ想定

7 エスポワールシチー
JCD(2,3)→平安S(1,2)→フェブラリーS(3,5)
フェブラリーSは好スタートから下げて5番手追走だったが、勝負所で前が開かず追い出せたのはテスタマッタが先頭に立った残り250mぐらいで、追って切れる馬ではなく、ペース的にも後ろが有利だったので5着はがんばっている。
ヴァーミリアンも晩年中央では厳しいかったように、フェブラリーSは元々スピードが重要で、若い馬が有利なレースなので悲観する内容ではない。
全盛期の爆発的な強さはないが、まだまだ交流G1で勝負できる能力はある。
2番手追走想定

8 シルクフォーチュン
ギャラクシーS(2,3)→根岸S(4,1)→フェブラリーS(4,2)
フェブラリーSは展開向いたがテスタマッタまでは届かず2着まで。
ベストが1400mと解っている馬で、1600mだと溜めたら届かないし、前に行くと末脚が鈍る。
乗り方的には前走のように溜めて展開待ちしかできないし、4つコーナーがある船橋1600が向くとは思えない。


10 ピイラニハイウェイ
平安S(15,13)→佐賀記念(6,1)→ダイオライト記念(5,2)
佐賀記念で久しぶりの勝利して、ダイオライト記念で2着したが、佐賀記念は2着がOP特別でサッパリのタカオノボルで、ダイオライト記念は勝負と関係ないところで走って追い込んで2着と評価できる内容ではない。
相手強化で、距離も実績がない1600mでは厳しい。


11 ランフォルセ
南部杯(4,6)→川崎記念(5,2)→ダイオライト記念(3,1)
休み明けから川崎記念でスマートファルコンに完敗も2着確保、ダイオライト記念はフリオーソ、ワンダーアキュートを自分で潰して勝利して状態は確実に上向いている。
能力的には東海SでG1級なのは示しているし、スタート微妙なので外枠もプラスで小回り、平坦はいい。
ただ1600mとなると若干短い印象。
3番手追走想定


本命は、エスポワールシチー
フェブラリーSは展開向かず、年齢的にスピード勝負が厳しくなるのはしかたない。
雨の馬場だが地方で4つコーナーがある船橋ダ1600mなら走りが変わってくるはずだし、フリオーソの逃げのペースも合う。
メンバー的に2番手追走濃厚で、佐藤哲三騎手に戻り、陣営的にもここで結果でないと『引退』が見えてきてしまうので勝負度は高いはず。
復活に期待する。

対抗は、フリオーソ
前走は潰されたが休み明け3戦目で、1600mなら多少速いペースも我慢できる。
逃げて2番手追走がランフォルセでなく、エスポワールシチーなら無理に潰しにくるとは思えず、自分のペースで走れる。
そうなればこの馬の粘りの走るが見れるはず。

3番手は、ランフォルセ
前走は積極的な競馬で相手を潰したが、1600mとなると前走のように走るのは難しい。
スタートの不安はやはりあるが、3番手追走から4角外に出してどこまで前と差を縮めれるかがポイント。


テスタマッタ・シルクフォーチュンは、やはり脚質が追い込みなので、前に行くと末脚が鈍るはずで、後方からだと前には届かない。
来れても3着までかと。


<予想>
◎7エスポワールシチー
○6フリオーソ
▲11ランフォルセ


<予定買い目>
馬単(2点)
7→6,11
3連複(1点)
6-7-11

交流重賞3連戦なので、まず初戦を的中したい。


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■前回の結果
2012年4月18日(水)
大井11R 東京スプリント(Jpn3)

予想はこちら ⇒東京スプリント(2012年)の予想 No.6


本命のセイクリムズンは、2列目・内から2頭目の6番手で、絶好の位置から直線外に出してしっかり伸びて勝利。
しかし相手のスーニはスタート悪く後方からでサッパリ、ダイショウジェットは外枠からだったので5頭分外を通ったのでロスが大きく6着まで。
そして2,3着が、「前走大井1200~1400mで1着だったフジノウェーブ、スターボードが馬券的に3着で面白そうだが」と書いた2頭という、残念すぎる結果。

1着◎セイクリムズン
2着-フジノウェーブ
3着-スターボード
6着▲ダイショウジェット
11着○スーニ




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